親が亡くなったなどの理由で現在住んでいる二世帯住宅の売却を検討している方もいるでしょう。
しかし二世帯住宅は一般の住宅とは異なり、買い手が見つかりにくいと言われています。
今回は二世帯住宅が売却しにくい理由にくわえ、スムーズに売却するためのコツについて解説します。
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二世帯住宅の種類とは？
一口に二世帯住宅と言ってもその種類はひとつではなく、「完全分離型」「一部共用型」「完全同居型」の3種類に分かれます。
完全分離型は親世帯と子世帯とで玄関やリビング、水回りスペースなどが別々に設けられている二世帯住宅で、それぞれの生活動線が交わることはありません。
それに対して一部共用型はリビングや居室などの空間は世帯ごとに異なるものの、玄関や水回りなどを共有するタイプを指します。
一方、寝室などのスペース以外の空間を二世帯が共同で使用するタイプが完全同居型です。
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二世帯住宅の不動産が売却しにくい理由
親世帯と子世帯がともに生活を営む二世帯住宅は、一般的な住宅と比較すると土地や建物の面積が大きく、一般的な世帯には使いにくいと言わざるを得ません。
とくにキッチンや浴室などの設備が2つずつある完全分離型は需要が少なく、売りに出したとしても買い手を見つけるのは難しいでしょう。
また、一般住宅よりも売り出し価格が高くなってしまう点も、二世帯住宅が売却しにくい理由のひとつです。
ほかに、親の死をきっかけに売りに出されることが多く、買い手側が心理的瑕疵物件の懸念を抱きやすい点も売却しにくい理由として挙げられます。
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二世帯住宅を売るためのコツや買取のメリットは？
完全分離型の二世帯住宅の場合は、一般的な間取りへとリフォームをすれば売却できる可能性があります。
また駅から近い、周辺に教育施設が充実しているなど立地条件が良ければ、居住用ではなく収益物件として売り出すのもコツのひとつです。
しかし一般顧客からの需要が少ない二世帯住宅にリフォームを施し、不動産会社の仲介で売却しようとしても買い手を見つけるのは簡単ではありません。
そのため、手間をかけることなく二世帯住宅を売却したいのであれば、不動産会社に買取してもらうことをおすすめします。
不動産買取であれば現状のまま買い取ってくれるので、リフォーム費用をかけずに二世帯住宅を手放せます。
1週間から1か月ほどで現金化ができる点も、不動産買取のメリットと言えるでしょう。
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まとめ
親世帯と子世帯が共同して生活を営む二世帯住宅は、一般の家庭にとっては使いにくいため、売却しようとしても買い手が見つかりにくいのが実情です。
リフォームをして間取りを変更しても売れ残るリスクが高いため、すぐに手放したい場合は不動産会社に買取をしてもらうのがおすすめです。
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株式会社アットホーム四国 スタッフブログ編集部
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