中古マンションの売却では数千万円程度の大きなお金が動くため、できるだけ失敗を防ぎたいものです。
また、売却する中でのさまざまなタイミングでの失敗事例があるので、売却活動は慎重に進める必要があります。
そこで今回は、中古マンションの売却における失敗事例を売出前、売出中、売出後の3つのタイミング別に解説します。
中古マンションの売却における失敗事例①売出前
売出前の失敗事例として挙げられるのが、時間に余裕がなかったことによるものです。
通常中古マンションの売却には3〜6か月程度かかるため、売却活動の期間を考慮したうえで余裕を持ったスケジュールを立てる必要があります。
買い替えや転勤などで売却時期が決まっているにも関わらず、それまでに具体的な購入意向がなければ、売却価格を下げて買主を見つけるしかありません。
住宅ローンの残債を売却資金で全額返済できず、自己資金から捻出しなくてはならなくなったという事例もあります。
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中古マンションの売却における失敗事例②売出中
売出中の失敗事例の代表例が、売出価格を高く設定しすぎたというものです。
あまりに売出価格が高いと不動産会社の協力を得られなくなる可能性があるため、相場より少し高めの価格設定に留めておくことをおすすめします。
また、売出のタイミングを誤ってしまうのも、よくある失敗事例です。
不動産売却に適した時期だといわれている夏季休暇明けの9月、年末年始明けの2~3月に売却活動を始めるのがおすすめです。
ほかには、内覧時の印象が悪く成約まで辿りつかないという事例も少なくありません。
内覧の予約が入ったら水回りを中心として徹底的な掃除をおこない、清潔感を印象づけることが大切です。
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中古マンションの売却における失敗事例③売出後
売出後の失敗事例として挙げられるのが、売却価格が住宅ローンの残債を下回ってしまうというものです。
不足部分は自ら資金調達して一括返済しなくてはならないため、事前に残債を把握してどのように売却すべきか検討する必要があります。
また、売却時には税金や仲介手数料など諸費用の支払いが発生するため、思ったよりお金が残らなかったという失敗事例も代表的です。
実際にいくら手元に残るのかを、あらかじめシミュレーションしておくことをおすすめします。
無事に引き渡しが終わっても、一定の期間は建物の品質について売主が契約不適合責任を負わなくてはなりません。
後から高額な修繕費用を請求されないように、少しでも設備に不具合がある場合は事前に買主に伝えておきましょう。
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まとめ
中古マンションの売却においては、売出前、売出中、売出後と、どのタイミングにおいても慎重になる必要があります。
少しでも不安なことがあったら、自分で判断するのではなく、事前に不動産会社と相談してどのような対策をとるか検討しましょう。
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株式会社アットホーム四国 スタッフブログ編集部
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