念願のマイホームを手に入れたからといって、安心はできません。
収入の減少やいつ起こるかわからない病気などに備えながら、住宅ローンを返済する必要があります。
そこで今回は、一戸建てを築浅物件で手放す際のコツと売却する理由、売却価格はどれくらいなのかをご紹介します。
ぜひ、一戸建てを所有してから5年未満の方は記事を読んでみてください。
一戸建てを築浅物件で売却する理由とは?
一戸建てを築浅物件で売却する理由は、主に3つあります。
1つ目は、両親に介護が必要となり、同居しなければならないからです。
2つ目は、転勤や転職など仕事の関係が考えられます。
3つ目は、失業や離婚、子どもが生まれたことによる経済的事情です。
なぜ、築浅で売却するのか、その背景には、人それぞれのきっかけがあります。
また、売却するにあたり、理由を隠さず不動産会社へ伝え、設備などの故障や欠陥がある場合は買主へ伝えましょう。
買主候補者は築浅の場合、建物構造に欠陥があるのではないかと疑うケースがあり、それを解消すれば購入意欲が高まるからです。
告知義務を果たさなければ、契約不適合責任に問われ、損害賠償請求はもちろん、不動産売買もキャンセルとなります。
一戸建てを築浅物件で売却する際の価格はいくら?
築浅物件は、新築と同等ではないかと考える方もいますが、一度入居してしまうと新築ではなくなります。
築浅物件は、価格の下落が激しく1年ごとに新築購入価格より1〜2%下がる傾向があります。
築5年にもなると木造一戸建ての売却相場は、購入価格より30%下がっているケースが多いでしょう。
そのため、不動産流通システムの東日本レインズでは、築年数5年以内の売却希望数・売却数が増加傾向にあります。
築年数が経過するごとに売却価格が下がるため、早期売却がおすすめです。
なお、立地条件や土地の形状などにより査定価格が変動するケースもあります。
築浅物件で売却するメリットには、需要があり、ターゲットが多いことです。
もちろん、買主の立場になり、築10年と比較した際にどちらに住みたいかと考えると築浅物件ではないでしょうか。
一戸建ての築浅物件を売却するコツとは?
一戸建ての築浅物件を売却するコツは、下記のとおりです。
1つ目のコツは、類似物件が売れた価格を調べ、適正価格を設定することです。
相場よりかけ離れた売却価格を設定すると買主が付きにくいといえます。
なお、注意点として住宅ローン残債を下回る価格設定にしてしまわないようにしましょう。
2つ目のコツは、住宅設備をそのまま残すことです。
築浅物件は、新しい設備が付いているため、その設備を目的に購入する方もいます。
買主候補者に必要かどうか交渉しながら、決めていくと良いでしょう。
3つ目のコツとしては、節税対策をして、確定申告をおこなうことです。
所有期間に関係なく譲渡所得から3,000万円までの控除が受けられる特例制度があり、節税につながる可能性が考えられます。
まとめ
築浅一戸建て住宅は、築10年など経過している物件より需要があり、買主が付きやすい傾向があります。
そのため、早い段階での売却がおすすめといえます。
また、早い段階での売却はオーバーローンになりにくく、借り入れ先の抵当権抹消の交渉もスムーズになるでしょう。
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株式会社アットホーム四国 スタッフブログ編集部
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